土で描く

「産土」インスタレーション コンセプト21 2018

過去と未来を結ぶ〝弦〟を描きたいと思う
シンプルで途方もない時間の繰り返しの一瞬を描きたいと思っていた
“土で描く”という行動を起こした時 土を採取する旅先で 多くの出会いに恵まれた
出会いから生まれる土は 粉に仕上げると優しい色に変化し
和紙にのせると手強い粒に変わる
そして 土と和紙と筆が一体となった時
土は “描かせていただく” という不思議な感覚を私に教えてくれた

I imaged soil as a sediment of every life and time. For me, arts using soil is a string that connect the past and the future. I want to draw a moment of repetition of simple and tremendous time.

鎌倉浄智寺 観◯光Art Expo 2018
隠岐島 海士町で採取した土
秋谷海岸にて
一本の時景
丸三角四角私の場合

▲全国85箇所の採取した土地を使う。一本の線は85周の螺旋となり過去から未来

隠岐 海士町の土で描いた作品 2017/ 石州和紙
シャイな遺言/ 美濃和紙
WATARU/ 越前和紙
K氏の伝言/ 美濃和紙
弓形の島 2016 /門出和紙
振り子の太陽/門出和紙
福島の四角い花/門出和紙
一滴の時景 2021 / 墨・胡粉・箔・土など・美濃和紙 

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